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  • 自民クラブで立川市の藤幼稚園を視察 ('11 12/1)
     

    自民クラブ会派の視察を行いました。今回は、立川市にあります藤幼稚園にお伺いして、園舎等を見学させて頂きました。この幼稚園はすでに多くのマスメディアにも取り上げられておりますが、個性的な教育方針で高い評価を得ています。
     まず、園舎が楕円形であるということです。そして園舎の上を子どもたちがぐるぐると元気に走り回っています。園舎は子どもが育つための道具と言うことで色々な工夫がされています。たとえばデッキにある明り取り窓は、「このガラスは叩けば割れてしまいます。子どもが乗っかれば割れるかもしれません。危険なので乗ってはいけません。」と言ったふうにあらかじめ教え、危険と言うものを子どもたちが覚え、何が危険なのか教育しています。勿論、保護者の皆様はこの教育方法を納得して預けています。

    また、「どんぐりころころどんぶりこ…」という歌がありますが、今の子どもたちはどんぐりを見たことがないということで、どんぐりも子どもたちが分かるように、自然とふれあえるようにしていたり、ある時は干し芋を干していたりして、現代社会において忘れている何かを感じさせるものがあります。また、動物とのふれ合いもあります。2頭のポニーを飼っていて、子どもたちの誕生日には、鞍をつけ子どもが乗り記念撮影をします。

    さらに独自の教育も行なっています。たとえば英語教育です。横田基地が近いということでネイティブ・スピーカーが英語を教えています(希望者のみ別料金です)。園長曰く、英語で外国に日本が教えられるようになって頂きたいとの事でした。子ども達の話す英語の発音にはびっくりしました。
     現在、園児数は600人、毎年約100人が入園できないそうです。中には、この幼稚園に入るために引越しをしてくる方もいるそうで、先日は「はとバス」が止まって紹介をしていたというエピソードまであります。
     日野市においては公立幼稚園がありますが、保護者の皆さんに本当に満足されているかは疑問です。意識の変革をすれば公立とはいえ藤幼稚園に負けない幼稚園が生まれるのではないでしょうか。公立幼稚園存続か廃止かは大変大きな課題です。皆さんはどのように考えますか?

    さて、12月議会が始まりました。今回の一般質問は12月6日火曜日午後1時10分より①日野市における生活保護施策状況について②都市計画道路3・4・8号線開通に向けてのまちづくり状況について③平成23年の市政について質問します。
     現在、経済状況の悪化などで生活保護受給者が急増している中において、本来自立していくために設けられた生活保護施策ですが、近年はその状況が変化し、高齢者の受給が増えています。また、自立していかなければならない人もなかなか自立にむけての努力をしない人もいます。この様なことを踏まえ質問をしたいと思います。
     また、都市計画道路3・4・8号線開通に向けてのまちづくり状況においては、(仮称)自然体験広場の今後の計画・四ッ谷下東公園に建設が予定されている管理棟・また開通に向けての近隣自治会からの要望や交通安全対策また市内循環バス運行などについて質問をします。そして、最後に平成23年を振り返って市長の感想などをお聞きしたいと思います。 一般質問の状況はインターネットにて配信されますので、ご覧頂ければ幸いです。

    日野市議会議員 西野正人

    平成23年11月1日